炭素循環農法について知りたい、勉強したい
という方にオススメのホームページ、書籍をまとめてみました。
■炭素循環農法(百姓モドキの有機農法講座)
【炭素循環農法とは】でもご紹介しましたが、
炭素循環農法の提唱者である林さんのホームページは真っ先に読んでほしい情報です。
膨大な量の情報が載っています。
両面印刷で厚さ3cmほどになりました。
http://tan.tobiiro.jp/etc/home.html
■たんじゅん農を楽しむ広場
たんじゅん農を楽しむ広場は、
日本で炭素循環農法を広めている城雄二さんが管理されているホームページです。
(炭素循環農法提唱者の林さんはブラジル在住です。)
もともと生命について知りたくて物理学を学んだ物理学者さんで
いまは炭素循環農法を通じて生命とは何かを探求されています。
■図解でよくわかる土壌微生物のきほん
炭素循環農法の基本となるのが微生物の活躍です。
微生物が炭素資材(有機物)を分解してそれを細菌などが更に分解して
分解された養分を植物が吸収して育っていきます。
そしてまた枯れて、微生物に分解されてを繰り返す循環の世界。
微生物の世界のとっかかりとして読んでためになる本です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4416715641/
■現代農業 2016年 10 月号(特集:モミガラ天国)
炭素循環農法でネックになるのが炭素資材の収集です。
乾物で10aあたり1-3tの炭素資材を集めるのはかなり大変ですが、
水稲が盛んな地域であればモミガラは有効な炭素資材です。
そのモミガラについて、あるいは堆肥化などについての特集になっています。
モミガラ、竹、木材などの炭素率の図解が便利でした。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01IW56MVA/
■現代農業 2016年 12 月号(特集:畑の菌力強化大作戦)
そのままズバリ!畑の菌力強化大作戦の特集号です。
糸状菌や他の微生物の働きについて、発酵についてまとめた特集です。
https://www.amazon.co.jp/dp/B01M1J8ZOV/
■土と内臓 (微生物がつくる世界)
菌好き、研究好きの方にオススメの本です。
畑についてというよりは菌について書かれた本です。
ボリュームがあるので読み応えがあります。
衝撃的だったのは「細菌、古細菌、ウィルスは遺伝物質を交換するのだ」
でした。
あらゆるものからDNAを取り込んで生まれ変わっていると。
薬剤耐性菌もこれで納得できました。
https://www.amazon.co.jp/dp/4806715247/
■あなたの体は9割が細菌
こちらも菌好き、研究肌の方にオススメの本です。
微生物と人間の関わりがどれだけ大きいか教えてくれた本です。